うつ病で入院…まさかの診断名は“発達障がい・軽度のASD傾向”

うつ病で入院…まさかの診断。「優等生だった娘」が出会った“本当の自分”

■ はじめに
今回は、わが家の長女「娘っち」のお話です。
小さいころから勉強も生活も完璧。
親も先生も安心して見守れる、まさに“優等生”タイプの娘でした。
そんな彼女がある日、うつ病と診断され、さらに入院中の検査で発達障がい(ASD)の傾向があることがわかりました。
「まさかまたうちの子が…?」
「しっかりしている子ほど、実は無理をしているかもしれない」
「私の子は障害がる子ばっかりだったの?」
今回は、そんな娘っちの変化と、家族の気づきを描いています。
■ ずっと“しっかり者”だった娘っち
娘っちは昔から、何事もキッチリしていて、弟たちの面倒もよく見てくれる“頼れる存在”でした。
学生時代も、偏差値70を超えるような成績で進学。
小中高とそれぞれ、キャプテンや部長を務めたリーダーシップのあるしっかり者。
弟の誕生に立ち会ったことをきっかけに「人の命を支える仕事をしたい」と看護師を志します。
夢を叶え、現場で一生懸命がんばっていた娘っちですが…
■ 「なんで私だけ?」心が壊れた瞬間
ある日から、笑顔が少しずつ消えていきました。
- 眠れない
- 食べられない
- 出勤前に涙が止まらない
「どうして自分だけ、こんなに苦しいの?」
「仕事を辞めたら負けな気がする…」
「突然、消えてしまいたくなる…」
そんな葛藤を抱えながら、ついに娘っちはうつ病で入院することになります。
■ そして、入院中にわかった「まさかの診断」
入院先で心理検査を受けた結果、医師から伝えられたのは
「ASD(自閉スペクトラム症)の傾向があるかもしれません」
という診断でした。
“完璧を求めすぎる”“感情を言葉にしづらい”“こだわりが強い”という特性は、
子どもの頃から「しっかりしてるね」と言われ続けていた娘っちの裏側にあったもの。
「え、まさかまたうちの子が…?」
家族も正直驚きましたが、それと同時に、いろんなことが腑に落ちました。
■ 自分を知ったことで、人生が変わり始めた
葛藤の末、自分の特性を理解した娘っちは、少しずつ自分らしい生き方を模索し始めます。
入院中に暇つぶしに独学で始めた韓国語の勉強。
そして、韓国人の彼との出会い。
言葉と心が通じる居場所を見つけた彼女は、現在、韓国で新たな人生を歩み始めています。
■ まとめ|“しっかり者”ほど、自分を責めやすい
発達障がいと聞くと、つい「困った行動」や「子どもらしさ」が目立つ子を想像しがちですが、
娘っちのように“できすぎる子”もまた、苦しさを抱えていることがあります。
・人に頼れない
・失敗を許せない
・完璧でいないと納得ができない
そんな気持ちを背負って、ずっと頑張ってきた娘っち。
今では家族みんなで「本当の彼女の人生」を応援しています🌸
■ 今後のブログ予定
- 韓国での娘っちの新生活
- 息子っち🌸の中二病!?からの診断と対応
- 次男くんの不登校から寮生活→海外を飛び回る仕事へ
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同じような経験をした方のヒントや共感になれば幸いです。